CCNPの取得を目指されている方の中には、
・どのようにCCNPの勉強を進めればいいか分からない・・・
・CCNPを受験したけど難しくて落ちてしまった・・・
と、お悩みの方も多いのではないでしょうか？
CCNP試験に対して、難しさを感じている方は少なくないでしょう・・・
特にCCNAを取得した後に次のステップに進もうとする際に、急に難易度が上がることで壁にぶつかる方も多いかと思います。
私もかつては同じように悩んでいた一人です・・
CCNPは確かに試験内容が高度で難しい試験ですが、その分だけ得られる知識やスキルは非常に価値が高いものです。
実際に取得すれば、ネットワークエンジニアとしてのキャリアアップに大きく役立つことは間違いありません。
この記事では、私がCCNPを目指して勉強した実体験をもとに、試験範囲の解説や効果的な勉強法について詳しくご紹介します。
CCNPを目指している方や、勉強方法に悩んでいる方にぜひご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。
この記事は以下のような方にオススメです！
● CCNPに合格したい人
● 業務で通用するネットワーク技術を身に付けたい人
UdemyではCCNP ENARSI対策に特化した日本語のコース
を用意しております！また、Udemyではパーソナライズオファーという
「あなただけ割引になるお得な制度」が不定期で開催されております！
チャンスを逃さない為にも、
まずは公式サイトで特別オファーが受けられるか確認してみてください！！
オススメコース：CCNP ENARSI対策 Packet Tracerで学ぶハンズオン講座 ★2023/8時点 ベストセラー
＼ 30日間返金保証付きだから安心！／
※CCNPと検索して下さい！
>>参考記事： 「【厳選】効率良く最新のIT技術を身に付ける！エンジニアにオススメのUdemyコースを紹介！」
>>参考記事： 「外資系エンジニアが語る！ITエンジニアにオススメな英語学習に最適な教材」
CCNP試験とは
まずは「CCNP」について簡単にご説明いたします。
※勉強方法のみ興味がある方は「次章:CCNPの効率的な勉強方法」をクリックして下さい。
CCNP（Cisco Certified Network Professional）とは、ネットワーク機器の世界的メーカーであるシスコシステムズ社が提供する資格試験の一つで、ネットワークエンジニアの知識やスキルを認定する代表的な資格です。
シスコの技術者認定プログラムの中で、CCNPは中級にあたるプロフェッショナルレベルの試験です。
- 本格的にネットワークの分野でキャリアを築きたい！
- ネットワークエンジニアとしてさらに成長したい！
といった意欲のある方にぴったりの資格です。
法人向けのネットワーク設計や構築を担当する際には、CCNPレベルの技術力が求められることがよくあります。
この資格は、実際の業務で役立つ実践的な知識を得られるため、特にネットワークエンジニアの方にとって、大いに価値のある挑戦です。
今後のキャリアアップを目指す方は、ぜひCCNPに挑戦してみてください！
CCNPを取得するメリット・年収はどのくらい？
CCNPを取得する最大のメリットは「業務に必要なネットワーク知識・技術を体系的に身につける」ことができる点です。
多くの企業ネットワークはCCNPレベルの技術を基盤にして構築されております。
この資格を持っていると、日常の業務で技術的な課題に悩むことが少なくなるでしょう。
CCNPを取得するメリット・年収事例の詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧下さい！
資格取得を迷っている方には特におすすめの情報です！
>>参考記事： 「CCNP受験者 必見！CCNPを取得するメリットを解説！」
>>参考記事： 「【複数の年収事例あり】CCNPの年収(給料)ってどのくらい？」
では、本記事では一番人気で知名度が高い「CCNP Enterprise」について紹介いたします。
CCNP Enterpriseとは
CCNP Enterprise試験は、ネットワーク技術の中でも特に「ルーティング」に焦点を当てた資格試験です。
CCNP Enterpriseを取得するには「コア試験」に合格し、その後「コンセントレーション試験」と呼ばれる専門分野ごとの試験にも合格する必要があります。
特に「コンセントレーション試験(ENARSI)」では、EIGRP, OSPF, BGP, VPNなどL3テクノロジーの重要な要素をについて深く学ぶことができます！
CCNAよりも広範なルーティング技術を網羅的に学べるため、ネットワークエンジニアとしてのスキルを一段階引き上げたい方にとって、非常に有益な資格です！
「コア試験」「コンセントレーション試験」に関する記事は以下に纏めております。
興味のある方はご覧ください！
>>参考記事： 「CCNPが大幅改定!CCNP R&SとCCNP Enterpriseとの違い!」
CCNP Enterpriseの難易度
CCNP Enterpriseは、シスコ技術者認定の中でも中級レベルに位置するプロフェッショナル向けの試験とされています。
CCNAと比べると、難易度が大幅に上がり、試験範囲も広がるため、より高度なネットワーク知識と実践力が求められます。
しかし、難しさを感じても、あきらめずに継続的に勉強すれば、しっかりと合格できる試験です。
あきらめずに継続的に勉強すれば、しっかりと合格できる試験です！
ネットワークエンジニアとしてキャリアをさらに高めたい方には、ぜひ挑戦していただきたいです！
CCNPの難易度や必要な勉強時間ついて詳しく知りたい方はは以下の記事をご確認ください！
>>参考記事： 「CCNPって難しい？他の試験とCCNPの難易度を勉強時間で比較！」
CCNPの効率的な勉強方法・試験対策の方法
では「CCNP試験の勉強方法」について紹介いたします。
※ 本記事は旧CCNP取得時の勉強方法をベースとしております。
「CCNPの勉強の流れ」や「勉強時に意識すべきポイント」をまとめています。
私自身、この方法「１〜３のステップ」で学習を進め、無事にCCNPに合格することができました。
- 徹底攻略Cisco CCNP(教科書)にてネットワーク知識・技術を学習
- GNS3を使って設定手順やトラブルシューティングの方法
- 徹底攻略Cisco CCNP(問題集)で繰り返し問題を解き、理解を深める
では１〜３について具体的な勉強方法を紹介いたします！
勉強方法① 徹底攻略Cisco CCNP(教科書)にてネットワーク知識・技術を学習
まずは「徹底攻略Cisco CCNP（教科書）」で、ネットワーク知識と技術をしっかりとキャッチアップしました。
CCNPの学習で最も重要なステップです！
CCNPに合格するためには、CCNAよりも深いネットワークプロトコルの仕様や設定方法を、理解する必要があります。
もし難しい技術・分かりにくい技術があれば、Webで検索しながら1つ1つ理解を深めていくことが大切です！
CCNPで習得した技術や知識は、実際の業務（ネットワークの設計や構築）にそのまま活用できます！
細かい仕様や動作についても知識が問われますが、その知識はトラブルシューティングや実践的な問題解決に役立ちます！
しっかりと学んで、試験に挑戦しましょう！
以下の参考書がおすすめ！
独学でCCNPを勉強する際には、以下の参考書を使って学習を進めるのがオススメです！
新しいCCNP試験に対応した日本語の参考書がついに登場しました！
本書の詳細（価格や評価など）については、以下のリンクから確認できます！
▼ シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト＆問題集 ▼
▼ 「コンセントレーション試験」シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集(日本語対応)はこちら！ ▼
または、上記の参考書に関する記事は以下に纏めておりますので、興味のある方はご覧ください！
>>参考記事： 「新CCNP Core試験対応の参考書を紹介(CCNP and CCIE Enterprise Core ENCOR 350-401 Official Cert Guide)」※日本語の参考書！発売決定！
>>参考記事： 「新CCNP ENARSI試験対応の参考書を紹介」※日本語の参考書！発売決定！
勉強方法② GNS3を使って設定手順やトラブルシューティングの方法
次に、「GNS3を用いて設定方法や正常性の確認方法(show,debugコマンド)」を学びました。
CCNPはシミュレーション問題が出題されることがあります。
シミュレーション問題では、実際にネットワークコマンドを使って指定された条件に合わせたネットワークを構築する能力が試される問題です。
つまり、ネットワーク技術の知識だけでなく、実際のネットワーク設定（config）に関するスキルも必須です。
特にルーティングに関しては、実際に検証してみないと理解が難しい部分があります。
ぜひ、実際に試してみることをおすすめします！
検証環境の準備方法は？
自宅に検証用のネットワーク機器がある人は、その機器を使って検証するのもありです！
ただ、私自身も経験がありますが、
実機を使用すると電気代や騒音、処分の問題などが発生します・・・
そのため、GNS3やPacket Tracerなどのソフトウェアを自分のPCにインストールし、検証作業を行うのがオススメです。
GNS3を使うメリット
GNS3のようなネットワークシミュレーションソフトウェアを使って、以下のようなメリットがあります。
- 多くのネットワーク機器を簡単に実装できる(PCスペックによる)
- 目の前に実機がなくても手軽に検証ができる
- 場所に関係なく、検証できる(カフェなどでもできますね！）
実際に設定を試しながら学ぶことで、ネットワーク技術の理解をより深める事が可能です。
もちろん、実務での対応力やトラブルシューティングのスキルも確実に向上するのでオススメです！
最近は便利なソフトウェアが多いので、実機の必要性が減ってきてますね！
CCNP勉強時における実機の必要性は、以下の記事に詳しく纏めております。
興味のある方はご覧ください！
>>参考記事： 「CCNA・CCNPの試験対策に実機(中古)での演習は必要か？」
初めてGNS3を使う方へ！
ネットワークの仮想シミュレーションソフト(GNS3)を活用した演習方法を学習されたい方は、以下の参考書がオススメです！
この参考書は私自身も最初に使っており、とてもわかりやすく、役立ちました！
かなり分かりやすくてオススメです！
本書の評判や価格などが気になる方は、一度確認してみて下さい！
▼ GNS3によるネットワーク演習ガイド ▼
勉強方法③ 徹底攻略Cisco CCNP(問題集)で繰り返し問題を解き、理解を深める
最後に私が実践したのは「徹底攻略Cisco CCNP(問題集)」を使って問題を繰り返し解くことでした。
私はほぼ100%正解出来るようになるまで、何度も問題に取り組みました。
として、問題集の問題を解く際に、ぜひ実施して欲しいことがあります。
それは、ただ正解を覚えるだけでなく、不正解の選択肢が「なぜ誤っているのか？」をしっかり理解しながら勉強を進めましょう。
上記のような勉強方法で進める事によりイレギュラーな問題に対して対応できるようになります。これが合格率を高める鍵です！！
CCNP 問題集
CCNPの問題集は先ほど紹介した「CCNP Enterprise 完全合格テキスト」に含まれている問題集を使うのがベストです。
▼ シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト＆問題集 ▼
▼ 「コンセントレーション試験」シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集(日本語対応)はこちら！ ▼
CCNPの受験方法は？試験の予約方法は？
では最後に「CCNP試験の申し込み方法や試験方式」について紹介します。
これからCCNP試験を受ける予定の方は、以下の情報を参考にしてください！
試験申し込み方法
CCNPは「ピアソン」という試験予約サイトを通じて申し込む必要があります
CCNPの受験者は社会人の受験者が多いため、試験の時期や地域によっては、休日の予約がすぐに埋まることがあります。
ですので、試験の予約はできるだけ早めに行いましょう。
ピアソンでの予約方法の詳細手順は、以下の記事で図解含めて解説しております。
ぜひご活用ください！
>>参考記事： 「【図解解説】ピアソンでCisco試験(CCNA・CCNP)を予約する方法！」
試験方式/試験時間
CCNP試験はテストセンターで行われるオンライン試験です。
試験の時間は試験の種類によって異なります。
- コア試験(350-401 ENCOR) : 120分
- コンセントレーション試験 (300-410 ENARSI) : 90分
試験当日は遅刻しないように、試験開始の30分前には到着するようにしましょう！
合格基準
CCNPの合格点は1000点満点中の800点～900点の間だと言われております。
※即時合否を確認出来ます。
意外と合格点が高いので、十分な準備をして挑みましょう！
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございます。
CCNPを取得すると、ネットワークエンジニアとしてのスキルが一段階向上し、転職にも有利になります。
ぜひ、この機会にチャレンジしてみてください！
さらにCCNPの上位資格として「CCIE」という資格があります。
CCIEはCCNPに比べて非常に難易度が高いですが、より高度なネットワーク技術を習得できる資格です。
私はCCIEホルダーですので、興味がある方は以下の記事もご覧下さい！
CCIEは長期間の勉強時間を要する試験である為、勉強開始前の「勉強戦略」が非常に重要です。本サイトではネットワークエンジニアとしての業務経験が1年しかない私でも合格出来たCCIEの勉強戦略をご紹介させて頂きます。
「どのように勉強すればCCIEラボ試験を合格出来るか分からない」をお悩みの方も多いのではないでしょうか。本記事では業務経験1年の筆者でも合格できたCCIEラボ試験の勉強方法を紹介いたします。CCIEラボ試験にチャレンジしている方はぜひご覧下さい。
ネットワークエンジニアの方の中には「ネットワーク関連の書籍が多すぎてどの参考書や書籍が良いか分からない」と悩まれている方も多いのではないでしょうか？本記事ではCCIEホルダーで10冊以上のネットワークの書籍で学習した経験のある筆者の経験を踏まえ、有益な参考書をご紹介させて頂きます。
