シスコ技術者認定 CCENT(ICND1)の勉強方法を紹介します!

本記事では私の実体験を踏まえてCCENTの試験範囲や効率的な勉強方法をご紹介させて頂きます。

CCNAを取得したいとお考えのネットワークエンジニアの方はぜひご覧ください!

CCENT試験とは

CCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician)とはネットワーク機器の最王手メーカーであるシスコシステムズ社が主催するネットワークエンジニアの知識・技能を認定する試験の1つです。

そのシスコ技術者認定の中でもCCENTは入門レベルの試験であり、「ネットワークエンジニアになりたい!」と考えている人にオススメの試験です。

ポイント
CCENTは他業界からネットワークエンジニアへ転職したい人、新入社員でこれからネットワークエンジニアになる人に最適な試験です!

試験内容

ネットワークの基礎であるTCP/IPやインターネットプロトコル(IP・DNS・HTTP等)の基礎的な知識、ネットワーク機器(ルータ・スイッチ等)の基本的な知識に関する内容がメインです。

具体的には以下のような知識が問われます。

▼CCENTで求められる知識・技術▼

  • OSI モデル,TCP/IP モデル関する基本知識
  • インターネットプロトコル(IPv4・IPv6・DNS・HTTP等)の基本知識
  • ルータ(ルーティングテーブル,Staticルート,RIP等)に関する基本知識
  • スイッチ(Macアドレス,L2ポート,ポートセキュリティ等)に関する基本知識
  • その他、IOS機能に関する基本知識

難易度

シスコ技術者認定の中でも入門レベルの試験です。

勉強方法

勉強期間

1ヶ月程度

教材

私は以下の参考書にて勉強を進め、CCENTに合格いたしました。

具体的な勉強方法は本記事の下部「具体的な勉強方法」をご覧ください。

徹底攻略Cisco CCENT/CCNA Routing&Switching問題集 ICND1編[100-105J][200-125J]V3.0対応 徹底攻略シリーズ

CCENT試験に特化した問題集であり、初心者にも分かるような解説が記載されております。非常にオススメな参考書の1つです。

具体的な勉強方法

私はネットワークエンジニアの経験がない状態で上記の参考書をベースに勉強いたしました。

※参考書を3周し、3周目ではほぼ全問正解できるレベルを目指しました。

▼CCNAの勉強方法▼

  1. 参考書(1周目)は不明な単語を1つ1つ調べながらネットワーク知識・技術のキャッチアップ
  2. 参考書(2周目)は「なぜこの選択肢が正解なのか?」を意識しながら問題を解く
  3. 参考書(3周目〜)は全問正解出来るまで繰り返し解く



私は1周目は参考書に記載されているネットワーク用語がほぼ100%理解出来ない状況だった為、不明な単語をGoogleで1つ1つ検索しネットワーク技術を理解しながら参考書を読み進めました。

2周目は参考書に記載されている問題を進めながら正解の選択肢を覚えるだけではなく、「なぜこの選択肢が正解なのか?」「なぜ他の選択肢が不正解なのか?」という観点を意識し、参考書を読み進めました。

3周目は最終確認(復習)として、100%正解するつもりで参考書を読み進めました。

ポイント
私はネットワークエンジニアの経験がなくでも上記の方法で合格できましたので、是非試してみて下さい。
諦めず勉強を進めれば、合格できると思います!

CCENT試験情報

ピアソンで試験の申し込みをする必要がございます。

試験方式/試験時間

試験センターでのオンライン試験 選択式(90分)です。

受験料

¥19,800(+税)です。

合格基準

1000点満点中の800点~900点の間だと言われております。
※即時合否を確認出来ます。
本試験の最低点が300点ですので、実質75%程度正解すれば合格できるようです。

CCENTを合格した方へ

CCENTの上位資格に「CCNA」という資格がございます。CCNAは難易度は高いですがCCNAを取得すると未経験の方でもネットワークエンジニアへ転職出来る可能性が格段と向上します。

CCNAを取得したい方はコチラ!
CCNAに関する記事を以下に纏めておりますので、ご興味のある方はご覧ください!。