CCNAを取得し数年経過している方の中には、
・CCNAってどのくらいの有効期限があるの?
・どのようにすれば更新できるの?
と、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
本記事では私の実体験に基づきCCNAの有効期限と更新方法についてご紹介させて頂きます。
この記事は以下のような方にオススメです!
● CCNAの有効期限について知りたい人
● CCNAを更新したい人
>>参考記事: 「Cisco技術者認定の有効期限ってどうやって確認するの?確認方法を紹介」
CCNAの有効期限について
早速ですが、「CCNAの有効期限」について解説したいと思います。
結論から言うと、CCNAは3年で失効してしまいます。
意外と短いですよね・・
また、一度失効してしまうと、履歴書や職務経歴書に記載出来なくなりますので更新しておきたいですね。
CCNAの有効期限を確認し、余裕を持って更新出来るようにスケジュールを立てましょう!
CCNAの更新方法について
では、「CCNAの更新方法」について解説したいと思います。
CCNAの有効期限までに、以下のいずれかで対応する事によりCCNAを更新する事が可能です。
- アソシエイトレベル試験の1つに合格する
- プロフェッショナル コンセントレーション試験の1つに合格する
- テクノロジーコア試験の1つに合格する
- CCIE ラボ試験の1つに合格する
では、上記1〜4の詳細について次章で解説させて頂きます。
【CCNA 更新】① アソシエイトレベル試験の1つに合格する
1つ目の方法は「アソシエイトレベル試験の1つに合格する」です。
つまり、この方法はCCNAの試験をもう一度受験し合格する方法です。
CCNAの更新方法としては一番手軽な更新方法ですね!
ただ、2020年前にCCNAを合格された方は、注意点がございます。
2020年からCCNAの試験範囲が変更になっております。
その為、新CCNA試験で追加された分野に関してはしっかりと対策する必要がございます。
特に旧CCNA R&Sと比較するとルーティング・スイッチングに関する範囲は減っている一方、無線や自動化、セキュリティに関するの出題比率が増加しております。
もし、CCNA試験で更新する場合は、以下の参考書にて新しい範囲含めてしっかり勉強しましょう!
CCNA試験は費用が高いですし、一発でPass出来るように準備しましょうね!
以下のアマゾンリンクから本書の内容の詳細が確認出来ますので、ぜひ確認してみて下さいね!
▼ シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集 ▼
また、新CCNAの試験範囲や勉強方法は以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご興味のある方はご覧ください!
>>参考記事: 「CCNAが改定!旧CCNA試験と新CCNA試験との違いを解説!」
>>参考記事: 「初心者でも合格可能!CCNAの効率的な勉強方法を紹介!」
>>参考記事: 「【厳選】試験対策にオススメ!CCNAの勉強サイトを紹介」
【CCNA 更新】② プロフェッショナル コンセントレーション試験の1つに合格する
2つ目の方法は「プロフェッショナル コンセントレーション試験の1つに合格する」です。
この方法はCCNAの上位試験であるCCNPの試験単位の1つである「コンセントレーション試験」に合格する方法です。
CCNAより1段階レベルの高いネットワーク技術を身につける事が可能です。
私としてはこの方法でCCNAを更新される事が一番オススメです。
ご参考までに、以下にてコンセントレーション試験の一部をご紹介いたしますね。
ご興味がある分野・業務経験のある分野があれば、その試験で更新しましょう!
▼ コンセントレーション試験 ▼
試験概要 | 試験時間 | |
---|---|---|
300-410 ENARSI | L3・VPNに特化した試験 | 90分 |
300-415 ENSDWI | SDWANに特化した試験 | 90分 |
300-420 ENSLD | ネットワークデザインに特化した試験 | 90分 |
300-425 ENWLSD | 無線LANデザインに特化した試験 | 90分 |
300-430 ENWLSI | 無線LAN実装に特化した試験 | 90分 |
300-435 ENAUTO | ネットワークの自動化に特化した試験 | 90分 |
また、各試験の範囲や参考書は以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご興味のある方はご覧ください!
>>参考記事: 「CCNPが改定!CCNP R&SとCCNP Enterpriseとの違い!」
>>参考記事: 「新CCNP ENARSI試験対応の参考書を紹介」
>>参考記事: 「新CCNP ENWLSD / ENWLSI試験対応の参考書を紹介」
>>参考記事: 「新CCNP ENSLD試験対応の参考書を紹介」
【CCNA 更新】③ テクノロジーコア試験の1つに合格する
3つ目の方法は「テクノロジーコア試験の1つに合格する」です。
この方法はCCNAの上位試験であるCCNPの試験単位の1つである「テクノロジーコア試験」に合格する方法です。
本試験でもCCNAより高度なネットワークスキルを取得する事が可能ですので、この方法でCCNAを更新される事もオススメです。
CCNAより高度なネットワーク技術を身につけることができます!
ネットワークエンジニアとして成長されたい方に、おすすめです!
ご参考までに、以下にてテクノロジーコア試験をご紹介いたします。
▼ テクノロジーコア試験 ▼
試験概要 | 試験時間 | 350-401 ENCOR | 各ネットワーク技術のコア知識に関する試験 | 120分 |
---|
また、各試験の範囲や参考書は以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご興味のある方はご覧ください!
>>参考記事: 「CCNPが改定!CCNP R&SとCCNP Enterpriseとの違い!」
>>参考記事: 「新CCNP Core試験対応の参考書を紹介(CCNP and CCIE Enterprise Core ENCOR 350-401 Official Cert Guide)」
【CCNA 更新】④ CCIE ラボ試験の1つに合格する
4つ目の方法は「CCIE ラボ試験の1つに合格する」です。
こちらはCCNAより2段階レベルの高い試験であるCCIEに合格する方法です。
ただし、この方法で更新するのは現実的ではないのでやめましょう!
※一応Cisco社のHPに記載がございましたので掲載しました。
CCIEは難易度が高すぎるので、上記1〜3のいずれかで更新する事をオススメします!
ただ、CCIE試験はネットワークエンジニアとして最高峰の試験です。
もし、ネットワークエンジニアとして生きていきたい人は、今からCCIEを目指して勉強されるのもいいかもしれません。
CCIEに関しては以下の記事で詳しく解説しておりますので、将来的にCCIEにチャレンジしたい方はご覧ください!
私はCCIEを持っておりますが、デメリットもありますので、必ずしもオススメな資格ではありません・・・
>>参考記事: 「CCIEを取得するメリット・デメリットの9選!実体験を語ります!」
>>参考記事: 「業務経験1年でもCCIEに合格出来た勉強戦略」
>>参考記事: 「業務経験1年でもCCIE ラボ試験に合格出来る勉強方法」
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございます。
本記事で紹介させて頂いた通り、CCNAの有効期限は「3年」です。
失効してしまうのは、非常にもったいないです・・・・
有効期限を確認した上で、余裕を持ったスケジュールで更新に挑みましょう!
>>参考記事: 「CCIEが語る!ネットワークエンジニアにオススメな本・参考書!」
>>参考記事: 「【英語学習】外資系エンジニアが語るITエンジニアにオススメな本」