

・CCNAを取得すると、どのくらいの給与がもらえるのか?
と、気になっている人も多いのではないでしょうか。
私もCCNAを勉強している頃、非常に気になっておりました。
本記事では現役エンジニアでCCNA 〜 CCIEホルダーの私がCCNA取得時の年収を紹介いたします。
最終章では、私の知り合いのネットワークエンジニアの年収情報も許可をとって、記載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事は以下のような方にオススメです!
● これからネットワークエンジニアになりたい人!
● CCNA取得時の年収目安が気になる人!
● 複数のネットワークエンジニアの年収額が知りたい人!
CCNAホルダーの年収ってどのくらい?
まず最初にCisco社が実施しているCisco社試験(CCNA,CCNP,CCIE)保有者の平均年収額を紹介いたします。
調査結果としてはCCNAホルダーの年収は「404〜578万円」のようです。
※ 以下のデータは日本の就職/転職サイト(リクナビ、マイナビ、Dodaなど)計11社が調査対象となっております。
2013年の調査結果ですので少し古い情報になりますが、情報元としては非常に参考になると思います!
資格名称 | 経験年数(平均) | 年収(平均) |
---|---|---|
CCNA | 2年以上 | 404万〜578万 |
CCNP | 3年以上 | 496万〜701万 |
CCIE | 4年以上 | 645万〜900万 |
ただ、私の感覚値では「少し高め」の印象なので、あくまで参考値として理解しておきましょう!
※あくまでCisco社が公表している情報なので・・・
また、現実的には「所属している会社の給与テーブルに大きく依存」しますが、転職時の参考情報としては役立つと思います!
複数のITエンジニアの年収額は本記事「3. 実際のネットワークエンジニアの年収例」にて紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
同じCCNAホルダーでも職種別によって年収が異なる!
次に「CCNAホルダーの職種別の年収」ついて紹介いたします。
IT業界の特徴だと思いますが、ITエンジニアの職種により年収額に幅がございます。
例えば、ネットワーク分野だけでも「テクニカルサポートエンジニア」「コンサルタント」「プロジェクトマネージャ」など複数の職種がありますよね?
ITエンジニアの方は職種次第で年収が大きく変わりますので、「自分が将来どのような職種で仕事したいのか?」をしっかりと定めて、「その職種に必要なスキルを戦略的に身につけていくことが最重要」です!

もし年収を上げたい場合は、職種に拘ることも重要です!
では、Cisco社が公表している「就職/転職サイトで掲載されている職種別の年収」を確認してみましょう。

上記の資料の通り、同じCCNAで比較しても年収幅に大きな差があることがご理解頂けると思います。
その中でも将来的に年収を上げたい場合は、以下3つの職種が非常にオススメです!
- ネットワークエンジニア
- プロジェクトマネージャ
- ITコンサルタント
それでは、上記の職種別のキャリアアップ方法について紹介します!
ネットワークエンジニアでキャリアアップしたい人!
上記の「ネットワークエンジニア」列の結果から分かるように、もしネットワークエンジニアのプロになりたい場合はCisco社の上位試験(CCNP, CCIE)を取得することが最重要です!
もちろん、資格が全てではないですが、一般的にはCCNA, CCNP, CCIEホルダーを比較するとネットワークの知識量に差があるのは事実ですね。
※特に30歳以下のネットワークエンジニアの場合は経験が浅い為、資格を取得しておくと技術力を客観的に証明することが可能です。
ネットワークエンジニアでキャリアアップしたい人は、まずCCNPを目指して勉強してみましょう!

CCNPレベルのネットワークスキルがあれば、現場での設計・構築業務を支障なく対応可能です。
※企業ネットワークレベルであれば、CCNPで十分ですね!
(CCIEは少しオーバースペック感がございます。)
将来的に外資系メーカーや通信プロバイダー、Ciscoゴールドパートナーへ転職したい方は、CCIEを取得しておいた方が有利ですね!
CCNP, CCIEに関して気になる方は以下の記事をご確認ください!
>>参考記事: 「【徹底解説】独学でも2ヶ月で取得!効率的なCCNPの勉強方法を紹介!」
>>参考記事: 「業務経験1年でもCCIEに合格出来た勉強戦略」
ネットワーク + αのスキルを身につけよう!
今後ネットワークエンジニアも「ネットワークスキルのみ」では、通用しない時代が到来します。
その為、今のうちから+αのスキルの勉強をしておきましょう!
今後ネットワークエンジニアに求められるスキルについては別記事「現役エンジニアが語る!今後ネットワークエンジニアに必要なスキルと勉強方法」で紹介しております。
ご興味のある方はご覧ください!
>>参考記事: 「現役エンジニアが語る!今後ネットワークエンジニアに必要なスキルと勉強方法」
プロジェクトマネージャ, ITコンサルタントでキャリアアップしたい人!
将来「プロジェクトマネージャ」「ITコンサルタント」の道へ進みたい人は、そこまでCisco社の上位資格を取る必要性は低いです。
ただし、ネットワーク案件のプロジェクトマネージャであれば、CCNPまで取っておくとマネージメントしやすいと思います。
(必須ではないと思いますが・・・・)
「プロジェクトマネージャ」「ITコンサルタント」はネットワーク特有の専門性よりは、高いヒューマンスキル(課題管理力,問題解決能力,交渉力,プレゼン力など)や幅広いITスキル(クラウド,セキュリティ,サーバなど)を身につけた方がよいですね!
実際のネットワークエンジニアの年収例
では「実際のネットワークエンジニアの年収例」を紹介いたします。
※CCNAホルダー時代の私の実際の年収や許可を取り周囲のネットワークエンジニアの年収を紹介します!
参考にして頂ければと思います。
エンジニア情報 | 所属会社概要 | 年収 |
---|---|---|
ネットワークエンジニア(1年未満) | 某派遣会社 | 約300万 |
ネットワークエンジニア(3年) | 中堅Sler | 約350万 |
ネットワークエンジニア(5年) | 中堅Sler | 約420万 |
システムエンジニア(4年) | 某大手Sler | 約450万 |
クラウドエンジニア(3年) | 中堅Sler | 約500万 |
ITコンサルタント(2.5年) | 外資コンサル | 約600万 |
上記の通り年収を上げたい場合は、今需要が高いエンジニア(例:クラウドエンジニア)へ転職するのもオススメです。
特に昨今はAWS, Azure, VM Wareなどのクラウドスキルを持ったエンジニアの市場価値が高くになってきております。

<ネットワーク + クラウドのスキルを持ったエンジニアは非常に少ないので、差別化することができ、転職時の年収が上がる可能性が高くなります!
CCNAを取得したら転職すべきか?
次に「CCNAを取得したら転職すべきか?」について、私の考えをお伝えしたいと思います。
もしあなたがネットワークエンジニアとしてキャリアアップしたい場合は、すぐに転職しない方がいいと思います。
なぜならCCNPを取得し転職した方が、年収額が上がる可能性が高いからです。
※もちろん、特異なネットワーク経験(大規模なネットワーク設計・構築経験)がある人は別ですね。
ただし、転職はしなくても常に転職市場の情報収集をしておく事は非常に重要です!
情報収集のサイトは「リクナビNEXT」「ハイクラス求人 ビズリーチ」に登録して、情報収集しましょう!
どちらも登録無料で求人情報を確認出来るので、今どのような求人が多いのか?どのような人材が求められているのか?を定期的にチェックすることが可能です。

上記サイトは転職エージェントのようなサービスではないので、転職を強要されないのが特徴です。
無料で情報収集できるので非常に安心ですしオススメです!
転職有無に関わらず情報収集はビズリーチで!
情報収集のツールとして「ハイクラス求人 ビズリーチ」には、登録しておきましょう!
ビズリーチとは会員数94万人以上、ヘッドハンター1,700名以上、採用企業社数6,700社以上を抱えている国内最大級の会員制転職サイトです。
他の転職エージェントと大きく異なり、ビズリーチは転職者とヘッドハンター/企業の採用担当者のマッピングサービスを提供しているWebサービスです。
私も無料会員として、転職要否に関わらず常に本サービスで情報収集しております。
無料なので登録しておいて、全く損がないサービスです。
ビズリーチの特徴・利点は以下の通りです。
- 企業の人事担当から直接スカウトが貰える
- 自分の市場価値を把握できる
- 新しいキャリアが見つかる可能性がある
上記の中でも、「企業の人事担当から直接スカウトが貰えるが非常に有益」です。
今の自分のキャリアがどのような会社から評価されているかを「スカウト」という形で把握できるので。

いきなり転職エージェントに登録してしまうと、転職活動を推進してきますので危険です。
まずは、ビズリーチで情報収集のみを実施しましょう!
無料プランで問題ないので、試してみましょう!私はずーと無料プランです。
Bizreachの詳細について気になる方は、以下の公式HPをご確認ください。
>>参考記事: 「【実体験】無料会員でOK!ITエンジニアがビズリーチに登録するメリットとは!」
CCNAの勉強方法
最後に「CCNAの勉強方法」の概要について解説いたします。
- 市販の参考書にて独学で勉強する方法
- ITスクールにてプロから学習する方法
では、上記1〜2の詳細について解説させて頂きます。
市販の参考書にて独学で勉強する方法
CCNAの参考書は市販で多く販売されております。
それらの参考書を活用する事により、効率よくCCNAの勉強を進める事が可能です!
その中でも以下のCCNAの参考書が有名であり、多くの方がこちらで勉強しております!
以下のアマゾンリンクから本書の内容の詳細が確認出来ますので、ぜひ確認してみて下さい!
▼ シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301 ▼
また、CCNA試験の詳細、勉強方法、CCNAの難易度に関する詳細は以下の記事で纏めております。
ご興味のある方はご覧下さい!
>>参考記事: 「独学でも合格可能!CCNAの効率的な勉強方法を紹介!」
>>参考記事: 「【必見】CCNAって難しい?必要な勉強時間と難易度を解説!」
ITスクールにてプロから学習する方法
ここまでお読み頂いた方の中には、

・ CCNAに合格出来るか不安・・・
・ 独学で勉強を進めてみたけど、やっぱり難しい・・・
と、お悩みを抱えている人も多いと思います。
CCNAは非常に難しい試験なので、勉強も辛いですよね。
私も同様な思いを抱えながら勉強を進めておりましたので、その気持ちは痛いほど理解できます。
そのような方には「
ウズウズカレッジ CCNA対策コースとは!
本コースではCCNAに求められるネットワーク技術をキャッチアップできるだけではなく、一人一人の学習進捗やスケジュールに合わせて日毎に学習スケジュールを組んで学習を進める事が可能です!
つまり、受講者の理解度に合わせてしっかりと理解を深めながら、計画的に勉強を進める事が可能です!
もちろん、ハンズオントレーニング(演習)も含まれておりますので、より実践的な技術力を身につけることが出来ます!
学習方式は以下の通りです。
単なるCCNAの試験範囲のサポートのみではなく、メンタリングサービスもあるので非常に安心出来ますよね!

フォロー体制が充実しているので、初心者の方にも安心して頂けますね!
その他、ウズウズカレッジの具体的なメリットは以下の通りです!
- 高評価率98%のわかりやすさにこだわった教材!
- 個別指導でオーダーメイドの学習スケジュール!
- 希望者は転職サポートも受けられて転職成功率95%以上!
- 条件付きで授業料無料プランもあり!
ITの世界ではネットワークは電気・ガス・水道と同じ社会インフラの1つです。
今後5GやIoTの普及により、よりネットワークエンジニアの市場価値は間違いなく高まります!
そのような市場価値の高いネットワークエンジニア・インフラエンジニアになる最初の一歩が「CCNAの取得」です!
まずは試しに個別説明会(完全無料)にて詳細を確認してみてはいかがでしょうか?
>>参考記事: 「【徹底解説】ウズウズカレッジ CCNAコースの特徴, 評判, 口コミを紹介!」
>>参考記事: 「【厳選】オンライン講座を受講出来るCCNAスクールを紹介!(初心者も可)」
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございます。
CCNAを勉強する事でネットワークの基礎固めをすることが可能です。
この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
>>参考記事: 「CCIEが語る!ネットワークエンジニアにオススメな本・参考書!」
>>参考記事: 「【英語学習】外資系エンジニアが語るITエンジニアにオススメな本」