本記事ではCCIE Routing and Switching(3回目)の受験記を紹介いたします!
>>参考記事: 2回目の受験記が気になる方は「CCIE(2回目)の受験記」をご確認下さい。
CCIE 試験前 (3回目)
CCIE (3回目)受験に当たって
CCIEラボの3回目の受験はCCIEの勉強を本格的に始めて15ヶ月目に受験しました。
※CCIEラボの2回目(不合格)からは2ヶ月目です。
3回目の受験に向けて直近の2ヶ月は、
2回目の受験時の反省点だった以下2点を重点的に対策しました。
→2回目の受験時ではMulticastとVPNの問題に悩まされましたので、
CCOをベースに総復習しました。
・Configuration Sectionのタイムマネージメント
→1・2回目の受験時共に、Configuration Sectionの問題を完遂する事が出来ませんでした。
その為、投入configやshowコマンドは全てメモ帳に用意しておき、
原則コピー&ペーストを徹底する方針にしました。
あわせて、config投入時は補完機能(Tab)を一切頼らなくても、設定できるようにしました。
Cisco東京本社 到着
朝7時頃にCisco東京本社へ到着しました。
集合時間まではコンビニで購入したウイダーinゼリーを飲みながら、
前回解けなかったマルチキャストを中心に勉強ノートで復習。
その後は、いつも通り8時30分ぐらいに試験菅(ジェームスさん)と合流しエレベーターへ!
今回CCIEがFailだったら、実費100万円超えが確定する為、
絶対に、絶対に合格する!
と、闘志を燃やしながら受験会場へ向かいました。
CCIE 試験会場へ
2ヶ月ぶりにCCIE 試験会場へ到着!
今回は初めての受験者が多かったようで、
試験会場(ドアの解錠方法やトイレの場所など)の丁寧な説明がありました。
流石に3回目の受験になると英語も聞き取れましたね!笑
その後、ジェームスさんがチュートリアルを始めようとしたら、
CCIE受験ページが開かずネットワークに接続出来ないエラーが発生。
1時間~1時間半の間、
ジェームスさんが海外拠点の人とトラブルシューティング。
大変そうだなーと思いつつ、
その間は頭の中で前回解けなかったVPNとMulticastの復習をしてました。笑
ネットワーク復旧後は、早々に試験スタートになりました。
CCIE 試験開始(3回目)
Troubleshooting Section
まずは「Troubleshooting Section」開始!
ネットワーク図と制約条件を一通り確認したところ、
前回とは全く異なるネットワーク構成・問題でした。
1・2回目より難しいそうだなーと思いつつ、1問目から解き始めました。
意外にも順調に解く事が出来て、
1時間20分ぐらいで全問題、要件通りの出力を得る事が出来ました。
あまりにも順調だったので逆に不安になり、
全問題4回ぐらい見直し & write memoryをして
「Troubleshooting Section」は2時間で完了。
ただ過去3回とも「Configuration Section」で落ちているので、
頭の中は「Configuration Section」のばかり考えてました・・・
Diagnostic Section
次は「Diagnostic Section」開始!
「Diagnostic Section」はあまり苦労せずに15分ぐらいで完了し、
飲み物を取りに行ったりトイレ休憩をしてました。
Configuration Section(午前中)
最後の難関「Configuration Section」開始!
過去2試験では全てConfiguration SectionがFailだったのでドキドキしながら
最初にネットワーク図を確認すると
・2回目の受験と同じネットワーク構成(チャンスあるかも・・)
・問題文は異なり、さらに要件が非常に細かく必要なconfigも格段に多い気がする・・
と思いつつ、
全問題を確認し解く順番を考えてから始めました。
事前の作戦通りconfigは原則コピー&ペースト、機器毎に異なる設定のみconfigをカスタマイズする方針で進めました。
※キーボードは非常に使いづらいので、タイピングは最小限にする事を意識しました。
その後、Layer 3の途中でジェームスさんからランチコール!
予定通り、ランチ前までにLayer 3へ入ることができ、現時点では非常に順調でした。
ようやく待ちに待ったランチ!
懐かしい萬作弁当は非常に美味しかった。
※今回は合格出来るかもしれないと意気込む。
Configuration Section(午後)
「Configuration Section」午後の部、開始!
今回は最低限のLayer 3(IGP/BGP)を完了させ、Multicastにチャレンジ!
前回出来なかった部分は早めに手を付けたかったので・・・
Multicastも問題は同じではなく、それに加えて問題の意図が把握しにくかったが、
どうにか要件通りの出力を得ることが出来て、ひと安心!
その後、前回0点だった「VPN Technologies」にチャレンジ。
こちらも本当に問題の意図が分かりずらい・・・
要件通りの出力を得ることが出来たが、若干不安な残る。
ただ、満点を取る試験ではないと割り切り、他の問題へ進みました。
最後に「Infrastructure Services」「Infrastructure Services」も微妙に問題が変わっていたので、
念入りに問題文を確認しつつ解き続けました。
一通り設定が完了した時点で残り1時30分あったので、
全体的に見直しをしていると、いつも通り設定の誤りがあったので修正しつつ最終確認。
1回目の試験と同様で、
明らかに筆者が設定していないconfigもありましたね・・
やはり見直しは非常に大切です。
その後はいつも通り、
残り5分時点でジェームスさんから「設定保存して!」と言われて
今回は余裕を持って全機器 Write Memoryしました。
CCIE 試験後(3回目)
CCIE試験後、帰宅途中でCisco様からメールが・・・
2回目(不合格時)と同じぐらいの時間帯にメールが来たので、
「また不合格か・・?」と少し動揺しつつ結果を確認すると「Pass」の4文字が!!
本当に嬉しかったですね。
CCIE勉強の15ヶ月の間は実業務が多忙で、
24時に帰宅してからCCIEの勉強をしていたので本当に辛かった。
また、今まで受験したどの資格試験と比較しても難易度が高く大変だった反面、
これほど達成感や爽快感があるとは思わなかったです。
次は英語(TOEICとIELTS)の勉強をすると決めていたので、
直近はCCIEとは離れようと思います!
まとめ
ここまで読んで頂きましてありがとうございます。
CCIEの取得は大変ですが、合格できればメリットが多いのも事実です。
では、CCIEを受験される方を応援してますね!
1回目・2回目の受験記も気になる方はぜひご覧下さい。
本記事ではCCIE Routing and Switching(1回目)の受験記を紹介いたします!初受験という事もあり失敗しておりますので、これからCCIEを受験される方は私のような失敗をしないように参考にして下さい。
本記事ではCCIE Routing and Switching(2回目)の受験記を紹介いたします!これからCCIEを受験される方はぜひご覧下さい。