DevNet Associate の取得を目指されている方の中には、
・DevNet Associateの勉強の仕方が分からない・・・
・DevNet Associate ってどのくらい難しいの?
と、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
私もDevNet Associateの勉強方法が分からなくて、困った経験があります・・
特に、ネットワークエンジニアの人はDevNet関連の業務に携わっている人も少ないと思うので、不安ですよね・・
本記事では私の実体験に基づきDevNet Associateの試験範囲や勉強方法をご紹介させて頂きます。
※私もDevNet関連の業務経験「ゼロ」でも合格できましたので、参考になると思います!
この記事は以下のような方にオススメです!
● DevNet Associateに合格したい人
● DevNet Associateの難易度を知りたい人
DevNet Associate試験とは?
まずは「DevNet Associate試験」について、簡潔に紹介したいと思います。
DevNet Associate試験とは、ネットワーク機器の最王手メーカーであるシスコシステムズ社が主催するネットワークプログラマビリティに関する知識とスキルを認定する試験です。
具体的には、ソフトウェア開発の概念やPythonなどを使ったネットワークの自動化、APIの利用など、自動化に関する知識とスキルが幅広く問われる試験です。
最近ではネットワークエンジニアであっても、自動化やソフトウェアの知識が求められております。
この機会にぜひチャレンジしてみましょう!
DevNet Associateの試験範囲は?
続いて、「DevNet Associateの試験内容」について紹介いたします。
具体的には以下のような知識が問われます。
- ソフトウェアの開発と設計 : 出題比率 15%
- CAPI の理解と使用 : 出題比率 20%
- シスコのプラットフォームと開発 : 出題比率 15%
- アプリケーション展開とセキュリティ : 出題比率 15%
- インフラストラクチャと自動化 : 出題比率 20%
- ネットワークの基礎 : 出題比率 15%
Cisco公式ドキュメント (試験範囲): https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/training-events/training-certifications/exam-topics/200-901-DEVASC.pdf
上記の通り、本試験の特徴は「ソフトウェア開発・設計、API、自動化」に関する比率が高いことです。
一般的なネットワーク技術を知っているだけでは、受かることが難しい試験です。
業務経験がない人が多いと思いますので、しっかりと対策しましょう!
DevNet Associate 難易度
次にDevNet Associate の難易度について解説します。
DevNet Associateはシスコ技術者認定の中でも「初級 (Associate)レベル」として、位置づけされております。
私はCCNA, CCNP, CCIE Enterprise Infrastructureを持っておりますが、
実際に受験したところ、想像よりも何倍も難しいかったです・・・
試験問題の詳細はご紹介できませんが、
ソフトウェア開発の考え方や実際のプログラムコードレベルの理解力も試される試験
だと、感じました。
DevNet Associate 勉強時間
私が取得した他のIT系資格と、勉強時間と難易度を比較してみました。
参考にしてみて下さいね!
▼ ネットワーク関連試験 難易度比較表 ▼
試験名 | 勉強方法 | 勉強時間 | 難易度 |
---|---|---|---|
CompTIA Network+ | 参考書 | 約60時間 | 1.0 |
CCENT(CCT) | 参考書 + Ping-t | 約40時間 | 1.0 |
CCNA | 参考書 + Ping-t | 約100時間 | 2.5 |
DevNet Associate | 参考書 + Cisco 各種サイト | 約250時間 | 3.0 |
CCNP | 参考書 | 約300時間 | 3.0 |
ネットワークスペシャリスト | 参考書 + 過去問題 | 約250時間 | 3.0 |
私のようにソフトウェアに関する知識がない人は、上記のようにそれなりに勉強時間が必要となる試験だと思います!
DevNet Associate の勉強方法・試験対策の方法
それでは、DevNet Associateの勉強方法についてご紹介させて頂きます。
私は以下の1〜3のステップで勉強を進めて、無事CCNAに合格する事が出来ました。
- Ciscoの公式参考書「DEVASC 200-901 Official Cert Guide」で基本知識を身につける
- Udemy「200-901 DEVASC : Cisco DevNet Associate」で基本知識を身につける
- Cisco DevNet SandboxでAPIなど検証してみる
DevNet Associateの合格後に振り返ってみると、
範囲が被っていたので、上記①・②はどちらか一方でも問題ないと思います。
では、以下にて1〜3について具体的な勉強方法を紹介いたします!
勉強方法① Ciscoの公式参考書「DEVASC 200-901 Official Cert Guide」で基本知識を身につける
CCNA合格に向けた最初のステップは
「Ciscoの公式参考書「DEVASC 200-901 Official Cert Guide」で基本知識を身につける」です。
Ciscoが公式で出しているDevNet Associateに特化した参考書です。
私のようなソフトウェアに関して知識がない人であっても、DevNet Associate試験の合格に必要な最低限の知識を体系的に学習することができます!
DevNet Associate試験の合格には、絶対に必要な参考書です!
(参考書レベルでは、これ以上なモノはないと思います!)
本参考書の詳細(価格など)を確認したい方は、以下のリンクから一度見てみましょう!
▼ Cisco Certified DevNet Associate DEVASC 200-901 Official Cert Guide ▼
アマゾンの商品リンク:https://amzn.to/3ZDKM6o
英語が苦手の方へ
残念ながら、DevNet Associate試験の各種参考書は「英語のみ」です。
・英語は苦手で自身がない・・・・
・英語がネックになりそう・・・
という、方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私もかつては、英語が大嫌い(TOEIC 300点台)でした。
そんな私ですが、今では外資系企業で業務上必要な最低限の英語力を身につけることができました!
TOEIC 300点台の私が最初に使った教材が「ゼロからの英語やり直し教室New Beginning」です。
英語・文法教材「ゼロからの英語やり直し教室New Beginning」というオンライン英語教材を使って、最低限の英語ドキュメントが読めるReading能力を身につけることができました。
重要なポイントは、DevNet Associate試験には、英語のReading能力のみで問題ないです。
ひとまず、その他の英語スキル(Listening, Writing, Speaking)は一切必要ないので、
「(ゼロからの英語やり直し教室New Beginning)」で、素早く英語ドキュメントを読む基礎知識を身につけましょう!!
ネットワーク技術 & 英語力を身につけると、市場価値を上げることができます!
エンジニアであれば、英語力は身につけておいて、損はないですよ!!
勉強方法② Udemy「200-901 DEVASC : Cisco DevNet Associate」で基本知識を身につける
私が次に実施したことは「200-901 DEVASC : Cisco DevNet Associate」で、DevNet Associate試験合格に必要な知識」を身につけました。
200-901 DEVASC : Cisco DevNet Associateは、CCIEダブルホルダーのネットワークエンジニアが講師なので、非常に品質が高いことが特徴です。
ただ、本コンテンツは「英語」である為、英語が苦手な方は難しいかもしれません・・・
そのような方は、先程紹介した「①Ciscoの公式参考書 DEVASC 200-901 Official Cert Guide」のみで対策しましょう!!
英語が苦手で「英語の聞き取りが難しい」方は、公式参考書ベースでの勉強をメインにしましょう。
私はどちらも購入して対策しましたが、どちらか一方で問題ないと思います。
ただ、動画コンテンツで学習した方が頭に入ってきやすい人は、やはりUdemyの方がおすすめです!(私は動画派でした。)
では、以下にてUdemyコースの詳細を紹介させて頂きます。
▼ 本コースの詳細 ▼
コース名 | 200-901 DEVASC : Cisco DevNet Associate |
---|---|
講義時間 | 18時間 |
評価 | 3.8 |
受講生数 | 430名 |
難易度 | 初心者向け |
※上記は2023/3時点の情報です。
「200-901 DEVASC : Cisco DevNet Associate」は何本か無料のサンプル動画もUPされておりますので、詳細は以下の公式サイトをご覧下さい!
https://www.udemy.com/course/200-901-devasc-cisco-devnet-associate/
\ 30日返金保証あり /
また、ネットワークエンジニアにオススメなUdemyの日本語コースを、以下の記事にまとめました。
全て私が受験した上でオススメできるコースですので、ご興味がある方はご覧ください!
>>参考記事: 「【厳選】ネットワークエンジニアにオススメなUdemyのコース一覧」
勉強方法③ Cisco DevNet SandboxでAPIなど検証してみる
上記の勉強方法①②を進めながら、「DevNet Sandbox」を使って、検証してみましょう!
なんと、Cisco社にて「DevNet Sandbox」という検証環境を無償提供されています。
DevNet Sandbox URL:https://developer.cisco.com/site/sandbox/
Cisco機器の実機が手元になくても、APIを試すことが可能です!
Cisco DevNet Sandboxの詳細は以下の記事をご確認ください!
DevNet Associateの受験方法は?試験の予約方法は?
では最後にDevNet Associateの受験方法について紹介します!
DevNet Associate試験の申し込み方法
DevNet Associateはピアソンという試験予約サイトで申し込む事が出来ます。
DevNet Associateの受験者は社会人が多い為、時期や地域によっては休日の予約は埋まっている可能性がございます。
余裕を持って試験の予約をしましょう!
ピアソンでの予約方法の詳細手順は、以下の記事で図解含めて解説しております。
ぜひご活用ください!
>>参考記事: 「【図解解説】ピアソンでCisco試験(CCNA・CCNP)を予約する方法!」
言語
DevNet Associateの試験言語は、日本語での受験が可能です。
試験方式/試験時間
DevNet Associateはテストセンターでのオンライン試験(120分)です。
当日は遅刻しないように、30分ぐらいまでには到着しておきましょう!
合格基準
DevNet Associateの合格点は開示されておりません。
※即時合否を確認出来ますが、レポート上にも合格点が印字されておりませんでした。
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございます。
DevNet Associateは意外と難しい試験です。
ただし、プログラミングスキルを身につけることで、ネットワークエンジニアとして成長・差別化することが可能です!
諦めずに頑張ってみて下さい!
>>参考記事: 「CCIEが語る!ネットワークエンジニアにオススメな本・参考書!」