【徹底比較】ネットワークスペシャリストって難しい?必要な勉強時間と難易度を解説!

ネットワークスペシャリストの取得を検討されている方で、
以下のような事で悩まれている人も多いのではないでしょうか?

悩んでいる人

・ネットワークスペシャリストってどのくらい難しいのか?
・ネットワークスペシャリストってどのくらいの勉強時間が必要なのか?

本記事ではネットワークスペシャリスト&他のネットワーク試験を保持している筆者の実体験に基づき、ネットワークスペシャリストの難易度と必要な勉強時間を紹介いたします。


解決者

この記事は以下のような方にオススメです!
● ネットワークスペシャリストに合格したい人
● ネットワークスペシャリストの難易度について知りたい人
● ネットワークスペシャリスト取得に必要な勉強時間を知りたい人

ネットワークスペシャリスト(ネスペ)の難易度


ネットワークスペシャリスト試験」はIPA(情報処理推進機構)が主催している「情報処理技術者試験」の1つであり、ネットワークの企画・要件定義・設計・構築・運用保守のITスキルを認定するネットワークの資格試験です。


ネットワークスペシャリスト試験の難易度はIT関連資格の中では「上級レベル」と言われております。


では、具体的にIPA(情報処理推進機構)が主催する他の資格と比較してみましょう!
▼ 情報処理技術者試験の試験概要 ▼

情報処理技術者試験の試験概要



上記の通り、情報処理技術者試験の中でも高度な知識・技能が必要とされる試験であり、難易度が高い事がご理解頂けるのではないでしょうか。


また、ネットワークスペシャリスト試験は4つ試験(午前試験Ⅰ,午前試験Ⅱ,午後試験Ⅰ,午後試験Ⅱ)全て基準点(合格点)以上の点数を取得する必要があり、朝から夕方まで1日かけて実施する試験でございます。


非常に長丁場の試験になりますので、一定の集中力も問われる試験と言えます。
そのような理由もあり、より難易度が高い試験だと言えるでしょう!


では、ネットワークスペシャリスト試験の試験時間・出題形式の詳細は以下にて紹介いたします。
▼ 試験時間・出題形式 ▼

試験区分午前試験Ⅰ午前試験Ⅱ午後試験Ⅰ午後試験Ⅱ
試験時間9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
問題選択問題
(四肢択一):30問
選択問題
(四肢択一):25問
記述式
(4問の設問の中から2問選択)
記述式
(3問の設問の中から1問選択)
合格点
(基準点)
100点満点中60点100点満点中60点100点満点中60点100点満点中60点



その他本試験の詳細(試験の特徴や範囲、勉強方法)は別記事で紹介しておりますので、興味のある方はご覧ください!

▼ あなたにオススメな記事 ▼

>>参考記事: 独学で合格!ネットワークスペシャリスト(ネスペ)の勉強方法・参考書!



では、次章は筆者が取得した他のネットワーク系のIT試験と比較しながら、ネットワークスペシャリストの難易度を見てみましょう!

ネットワークスペシャリストの難易度を勉強時間で比較


では、ネットワークスペシャリストの難易度と勉強時間を紹介いたします。


筆者は約250時間の勉強を経て、無事ネットワークスペシャリストに合格する事が出来ました。
※平日4時間、休日6時間の勉強を継続し合格する事が出来ました。


仕事でご多忙の中は、隙間時間(通勤時間,昼休み等)の時間を活用し勉強時間を確保しましょう!
諦めずに勉強を継続すれば必ず合格可能な試験です。


また、筆者が取得した他のIT系資格を勉強時間と難易度を比較してみました。
▼ ネットワーク関連試験 難易度比較表 ▼

試験名勉強方法勉強時間難易度
CompTIA Network+参考書約60時間1.0
CCENT(CCT)参考書 + Ping-t約40時間1.0
CCNA参考書 + Ping-t約100時間2.5
CCNP参考書約300時間3.0
ネットワークスペシャリスト参考書 + 過去問題約250時間3.0



上記の通り、CompTIA Network+やCCNAと比較すると、ネットワークスペシャリストの難易度が理解出来るのではないでしょうか?


また、本試験では幅広いネットワークのスキルが求められますので、事前に「CompTIA Network+」「CCNA」でネットワークの基礎固めしておくと、スムーズに勉強する事が可能でございます。
※CCNPレベルのネットワークのスキルがあると、かなり有利ですね!


ただし、受験する前に必ず抑えておく事がございます。
それは「午前試験Ⅰ」ではネットワーク以外の分野から幅広く出題されますので、対策は必須になる点です。
※「午前試験Ⅰ」で合格基準点に満たさない場合、他の試験(午前試験Ⅱ,午後試験Ⅰ,午後試験Ⅱ)は採点すらされません。


実業務でネットワーク以外の分野に触れる事が少ない人は、しっかりと対策する事が重要です!

また、参考までですが、上記で紹介させて頂いたその他ネットワーク試験の詳細(試験概要,勉強方法等)は以下の記事に纏めておりますので、ご興味のある方はご覧下さい!

ネットワークスペシャリスト試験の参考書(午前試験)

本試験の参考書は数多く出版されておりますが、基本的には以下の参考書を活用すれば間違いないです。


以下の参考書ではネットワークスペシャリスト試験の試験範囲を体系的にしっかりと学習する事が可能です。


「午前試験Ⅰ」から受験される方は以下の参考書がオススメです!
以下のアマゾンリンクから内容の詳細(価格/評価等)が確認出来ますので、ぜひ確認してみて下さいね!
▼ ネットワークスペシャリスト試験(午前対策に特化) ▼

ネットワークスペシャリスト試験の参考書(午後試験)

IPAの午後試験は非常に癖がありますのでしっかり対策をする必要がございます。


特にネットワークスペシャリスト試験で求められる範囲はインフラ全般になりますので、しっかり対策する必要がございます。


筆者は以下の参考書を用いて午後試験の対策いたしました。
以下のアマゾンリンクから内容の詳細(価格/評価等)が確認出来ますので、ぜひ確認してみて下さいね!
▼ ネットワークスペシャリスト試験(午後対策に特化) ▼

ネットワークスペシャリスト試験の詳細(試験概要,勉強方法等)は以下の記事に纏めておりますので、ご興味のある方はご覧下さい!

▼ あなたにオススメな記事 ▼

>>参考記事: 独学で合格!ネットワークスペシャリスト(ネスペ)の勉強方法・参考書!

まとめ


最後までお読み頂きましてありがとうございます。

ネットワークスペシャリストは難しい試験ですが、非常に市場価値が高く転職などにも有利になる試験です。
ネットワークエンジニアとしてのキャリアを歩みたいのであれば、ぜひチャレンジしてみて下さい!!