日々、クラウドエンジニアの需要が増しております。
そのような時代背景もあり、
クラウドや仮想化の専門家ではないシステムエンジニア・ネットワークエンジニアの方においても、
最低限のクラウドの知識・技術を身につける必要性が高まっております。
本記事ではクラウドの知識を身に付けたいと考えているITエンジニア向けに「CompTIA Cloud+」の試験内容や効率的な勉強方法について紹介させて頂きます。
>>参考記事: 「【期間限定】CompTIAの受験料(2度目)無料になるキャンペーン!」
CompTIA Cloud+試験とは
早速ですが、まずはCompTIA Cloud+について紹介いたします。
※勉強方法のみが気になる方は右記「第2章:CompTIA Cloud+の勉強方法」をクリックして下さい。
CompTIA Cloud+とはIT業界団体のCompTIAが主催するセキュリティの知識・技能を認定する試験の1つです。
CompTIA認定資格は日本だけではなく全世界で広く認知されており米国国防総省では情報保証業務を担う担当者に対して「CompTIA認定資格」の取得を必須化されるぐらい、非常に有益な認定試験の1つです。
CompTIAではCompTIA Cloud+以外にも専門領域毎に複数の資格試験がございます。
- CompTIA IT Fundamentals : 学生・新入社員・IT未経験者向けの試験
- CompTIA A+ : IT運用管理業務向けの試験
- CompTIA CTT+ : インストラクター向けの試験
- CompTIA Network+ : ネットワークエンジニア向けの試験
- CompTIA Cloud+ : クラウドエンジニア向けの試験
- CompTIA Linux+ : Linuxシステムの管理者向けの試験
- CompTIA Sever+ : サーバエンジニア向けの試験
- CompTIA Project+ : プロジェクトマネージャー向けの試験
上記以外にも複数の資格試験がございますので、
興味がある方は「CompTIA 認定資格の種類と概要」をご確認下さい!
CompTIA Cloud+の試験内容
では次にCompTIA Cloud+試験の試験内容について紹介いたします。
CompTIA Cloud+試験の試験内容はクラウドや仮想化に関する幅広い知識(デプロイメント・セキュリティ・メンテナンス・マネージメント・トラブルシューティングなど)に特化した内容が多いのが特徴です。
具体的には以下のような知識が問われます。
- クラウドの要件定義・設計・構築・試験・移行に関する知識
- クラウドセキュリティ(暗号化技術・トンネリング技術・ACL・自動化など)に関する知識
- メンテナンス(バッチ適用・自動化ツール・バックアップ・災害復旧方法など)に関する知識
- マネージメント(モニタリング・リソース配分・プロビジョンなど)に関する知識
- クラウドのトラブルシューティングに関する知識
- リスク管理に関する知識
- セキュリティマネジメントに関する知識
上記の通り、クラウドに関する深い知識が問われますのでしっかりと対策する必要がある試験です。
難易度
筆者としては初級レベルの試験です。
※筆者はネットワークエンジニアが本職でクラウドに関する知識はあまりありませんでしたが、無事合格することが出来ました。
CompTIA Cloud+の勉強方法
早速ですが、
筆者が実施したCompTIA Cloud+に合格出来た勉強方法を紹介させて頂きます。
具体的な勉強方法
筆者はクラウド/仮想化の実務経験はありませんが、
以下の2ステップで勉強を進め無事合格する事ができました。
- Cloud+ テキスト CV0-002対応 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ)にてクラウド知識・技術のキャッチアップ(不明な単語がWebで確認)
- Cloud+ 問題集 CV0-002対応 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ)の問題を繰り返し解く(不明な単語がWebで確認)
※上記参考書は次章で紹介しておりますので、興味のある方はご覧ください。
< 勉強する際の注意点 >
最初はステップ①の通り、教科書(Cloud+ テキスト CV0-002対応 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ))を読み進め、本試験で必要となるクラウドの知識や技術を理解していきましょう。
(理解出来なかった技術に関してはWebで検索し、しっかり理解しながら進めましょう!)
その後、ステップ②にて問題集(Cloud+ 問題集 CV0-002対応 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ))を繰り返し解き続け、95%以上正答できるまで繰り返しトライしましょう!
95%以上正解出来るようになれば、十分合格圏内だと思います。
(ポイントとしては、問題を解く際は正解の選択肢を暗記するのではなく、不正解の選択肢が「なぜ誤っているのか」把握しながら勉強を進める事がオススメです。)
教材
私は以下の参考書を購入し勉強を進め、CompTIA Cloud+に合格いたしました。
以下2つの参考書がなければ、私はCompTIA Cloud+試験に合格出来ておりません。
どちらもクラウドや仮想化の基礎知識を身につける事が出来る良本なので、非常にオススメです。
※CompTIA Cloud+の合格が目的であれば、他の参考書を購入するのは非効率です。
(お金が勿体無いです。)
Cloud+ テキスト CV0-002対応 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ)
Cloud+ 問題集 CV0-002対応 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ)
元々クラウドの知識がある人はこの問題集で問題に慣れるだけで合格可能かもしれません。(教科書は不要かもしれません)
CompTIA Cloud+は有益な資格の1つです。
この機会に本試験にチャレンジしてみて下さいね!!
新しいことにチャレンジするメリットとチャレンジする際のマインドセット(コツ)について、以下の記事で紹介しております。
ご興味のある方はご覧下さい!
>>参考記事: 「新しいことにチャレンジする事は怖くない?挑戦するメリットとコツを紹介!」
CompTIA Cloud+ 試験情報
では、最後にCompTIA Cloud+の試験情報を纏めております。
本試験は試験センターで受験するタイプなので、「試験日」は自由に設定可能です。
ただし、直前に試験を予約すると席が埋まっている可能性がありますので、余裕を持って予約しましょう!
CompTIA Cloud+ 試験申し込み方法
ピアソンで試験の申し込みをする必要がございます。
ピアソンでの予約方法の詳細手順は、以下の記事で図解含めて解説しております。
ぜひご活用ください!
>>参考記事: 「【図解解説】ピアソンでCompTIA試験を予約する手順・方法を紹介!」
CompTIA Cloud+ 試験方式/試験時間
試験センターでのオンライン試験 選択式(90分)です。
※問題は最大90問 単一/複数選択、パフォーマンスベーステスト(シミュレーションテスト)があります。
パフォーマンスベーステストのサンプルイメージはCompTIA Cloud+の公式ページをご確認下さい!
CompTIA Cloud+ 受験料
¥37,430(+税)です。
CompTIA Cloud+ 合格基準
750スコア以上が合格
※即時合否を確認出来ます。
CompTIA Cloud+ 有効期限
有効期限は3年間です。
まとめ
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
現在クラウドエンジニアの需要が高まっておりますので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
>>参考記事: 「【期間限定】CompTIAの受験料(2度目)無料になるキャンペーン!」
>>参考記事: 「初心者でも合格出来るCompTIA Security+の勉強方法!」
>>参考記事: 「初心者でも合格出来るCompTIA Network+の勉強方法!」